アデモラ・ルックマン 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わってきた。

 昨季限りでシモーネ・インザーキ監督が退任したインテルは、アルゼンチン代表FWホアキン・コレアとオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが契約満了に伴い退団。さらにはトルコ代表MFハカン・チャルハノールにも退団の可能性が浮上している。

 そのなかで、イタリア『スカイ』によれば、インテルはアタランタ(イタリア1部)でプレーするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンを最終戦ターゲットに設定しているという。クリスティアン・キブ新監督は既存選手とは異なるスタイルのアタッカーを強く求めているようだ。

 そして、インテルはすでにルックマンの獲得に向けて個人合意に至ったとのこと。クラブ間ではすでに非公式な初期接触があり、インテルはルックマンに対して4000万ユーロ(約68億8,000万円)のオファーを提示する一方で、アタランタ側は現時点で5000万ユーロ(約86億1,000万円)を求めているようだ。

 昨季のセリエA31試合で15ゴールを記録したルックマンにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)も関心を示しているとのこと。インテルはそのほかにもマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が保有権を所持するイングランド代表FWジェイドン・サンチョなども代替案として考えているようだ。