(画像はマシンガンズ滝沢公式Xより)

ごみ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が公式Xにて、不用なワイヤレスイヤホンの廃棄について言及。反響を呼んでいる。

【投稿】ワイヤレスイヤホンの廃棄

■海外でも問題に

滝沢は「リチウムイオン電池が原因の火災は国内だけではなく、海外でも問題になっています。日本でも度々、ごみ処理場が火災になりますが、そのほとんどが破砕と圧迫です。なので充電式のもののほとんどはリチウムイオン電池なので、各自治体の指示に従ってください」とポスト。

添えられた画像には、海外のSNSに投稿されたものもあり、廃棄されたリチウムイオン電池を含む製品が原因で火災になったことを説明する内容が。

さらに、電池が大きく膨らんでケースが割れてしまったモバイルバッテリーや、壊れたハンディファンのなかに入っている電池のほか、誤って捨てられていたワイヤレスイヤホンの画像も投稿している。

■1年間で8,500件以上

環境省によると、2023年度にゴミ処理施設や収集車において、リチウムイオン電池を使用した製品による火災で消火が必要となったのは8,500件以上にのぼるとのこと。

廃棄するには、家電量販店や役所などに設置されている小型家電の専用回収ボックスを利用するとよい。

環境省では今年4月に、自治体でも回収するよう求める通知を出しており、それぞれの自治体の対応を調べるとよさそうだ。

リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやハンディファン、スマートウオッチ、電動歯ブラシなどさまざまな製品に使用されている。

■「盲点でした」「もう無理じゃ…」

意外と気づきにくいが、ワイヤレスイヤホンにもリチウムイオン電池が使用されている。消費者庁によると、ワイヤレスイヤホンに関する火災事故は、2015年3月から2020年2月までの5年間で25件発生しており、注意した方がよさそうだ。

滝沢の投稿に、ユーザーからは「ワイヤレスイヤホンは盲点でした」「モバイルバッテリー以外でもリチウムイオン電池な物は結構あって、それを分かってなくて捨てている人多いと思うんだよな…」といった声が。

さらに、「イヤホンとかゴミに混ざってたらもう無理じゃないすかね。あと、ほとんどが内蔵式で、普通の人では分解して取り外しできない仕様になってるのが問題かなと」との意見もみられた。

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