
日本代表MF守田英正には、ポルトガル1部スポルティングCP残留とプレミアリーグ移籍の可能性が。MF田中碧擁するリーズ・ユナイテッドからの関心が報じられているが、スポルティング残留の場合は厳しい状況に置かれるかもしれない。
守田はすでに日本での休暇を終え、スポルティングのプレシーズントレーニングに合流しているが、16日に行われたスコットランド1部セルティックとの練習試合を欠場。川崎フロンターレ時代のチームメイトであるMF旗手怜央との直接対決は実現しなかった。
ポルトガル紙『レコルド』は試合後、守田の欠場理由を「体調不良」と伝えたが、クラブ公式チャンネル『スポルティングTV』の解説者は「スポルティングCPのルイ・ボルジェス監督は2025/26シーズン、守田のスタメン起用を考慮していない」とコメント。『レコルド』も中盤センターの構成について「守田とギオルギ・コチョラシュヴィリのポジション争いが激化」とした上で、コチョラシュヴィリの方が優位に立っている可能性もあわせて伝えた。
守田の去就を巡っては、2024/25シーズン中に契約延長交渉の破談が報じられたことにより、今夏移籍が濃厚とみられていた。ポルトガル『Leonino』は6月下旬の時点でリーズとトルコ1部ベシクタシュからの関心を伝えているが、『レコルド』は7月9日に「ベシクタシュの関心は、選手本人の意思によって断られた」と報じている。
また、選手サイドの意向については、『レコルド』が「彼はプレミアリーグ所属クラブからのオファーがあれば、それを受け入れる。もしオファーが無ければ、スポルティングからの契約延長オファーを受け入れる」とリポート。プレミアリーグ移籍とスポルティング残留の2択に絞られたものとみられる。
スポルティングとしては、守田との契約が2026年6月までであるため、日本代表MFの後継者確保が課題。2024/25シーズンの公式戦でスタメン起用が続いていた守田の出場機会が減る可能性も考えられる。