
イラク代表DFフランス・プトロスは、2024/25シーズン限りでタイ1部ポートFCを契約満了により退団。ガンバ大阪移籍の可能性が報じられたが、他クラブへ加入する見込みだという。
現在31歳のプトロスはイラクとデンマークの二重国籍を有しており、身長181cmで右利きのセンターバック。デンマーク国内の複数クラブを経て、2022年6月にポートFCへ移籍すると、海外挑戦1年目からタイ1部リーグ戦25試合の出場で2ゴール2アシスト。2024/25シーズンもリーグ戦22試合に出場したほか、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)では7試合の出場で1ゴール1アシストを挙げていた。
同選手の去就を巡っては、イラクメディア『Alrabia Sports』は5月6日の時点で彼はG大阪移籍に向けて、最終調整を行っている」とリポート。Jリーグ挑戦が既定路線とみられたが、6月以降は音沙汰がなく、一部でG大阪移籍が消滅した可能性も取りざたされていた。
そんななか、インドネシア『bola』が7月16日に伝えたところによると、2024/25シーズンの同国1部覇者であるペルシブ・バンドンがプトロスを獲得するとのこと。1年契約を結ぶ見込みだというが、記事では「彼はポートFCの主力選手だった。93試合の出場で5ゴールと7アシストと、DFとして素晴らしい成績を残した。デンマークでも豊富な経験を積んでおり、イラク代表の一員として様々な国際大会に出場している」と綴られている。
なお、プトロスは2024年1月に行われたAFCアジアカップ・グループステージの日本代表戦でスタメン出場。イラク代表の勝利に貢献しただけに、Jリーグで通用するとの見方もあったが、G大阪入りは実現しないとみられる。