
韓国代表は7月15日に行われたE-1選手権・決勝大会の最終節で、日本代表に敗北。日韓戦3連敗という結果に終わったが、中国メディアが決勝点を挙げたFWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)の一部経歴に触れた上で、日本戦の結果を揶揄している。
『知報』は試合後、「韓国は優勝するためには勝たなければならなかったが、ホームで敗れた」と切り出すと、「最近、日本に影を落とされがちな韓国サッカーの課題が露呈した。韓国代表は日本代表の4軍に匹敵するレベルだった」と酷評している。
ただ、中国代表はE-1選手権で韓国に0-3、日本に0-2で敗北。15日に行われた香港(ホンコン・チャイナ)戦では1-0とかろうじて勝ち点3をつかんだが、3位という結果に終わった。それでも『知報』は、韓国が日韓戦で史上初となる3連敗を喫したことについては「日韓戦3連敗は、中国がE-1選手権で3位に終わったことにより屈辱的かもしれない」と開催国を煽ると、日韓戦で決勝ゴールを決めたジャーメイン良についてこう綴っている。
「ジャーメインは韓国戦で決勝ゴールを奪ったが、E-1選手権まで代表デビューしていなかった。30歳でデビューした選手だ。そのジャーメインにやられた韓国は、日本に対して攻撃を仕掛けることができなかった。香港は日本相手に1点を挙げている」
なお、今大会は予算不足を理由にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されなかったことでも話題に。このVARなしという条件を巡っても、中国メディアは「VARがない運営は、韓国の無責任さを象徴する」「開催国に有利なジャッジという疑いは避けられない」と対戦国への敵意をむき出しにしていた。