雨の日に欠かせない「傘」ですが、じつはその“持ち方”によっては、周囲に迷惑をかけたり、思わぬケガにつながったりすることもあります。
中でも問題視されているのが、「傘を横向きに持つ人」の存在です。
■約6割が「傘の横持ち」にイラッ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女621名を対象に「傘の持ち方」に関する意識調査を実施。その結果、全体で59.5%が「傘を横向きに持つ人にイラっとする」と回答しました。

性別で見ると、男性が49.5%に対して女性は70.3%と、女性のほうが不快感を覚える人の割合が高いことが分かりました。
■「子どもの目線に来る」「わざとなん?」の声も
SNSでも怒りの声が多く投稿されており、「傘を横に持つ人奴に限って腕振って歩くのなんなん? わざとなん?」「本当に危ないからやめてほしい」「子どもの目線に来るからすごく怖い」「罰金とっていい」「マジで迷惑」という声が見受けられます。
なかには「地下鉄で正面に立っていた女性の前にかけていたリュックに傘がかけていて、傘の尖端が私の顔に向けられていた怖い体験が有ります」「階段で目を突かれかけたことがある。メガネのお陰で助かったが」といった恐ろしい実体験を語る声も。
■NHKも警鐘。正しい持ち方は…
NHKでも注意喚起されており、「横にして持つ」「横にしてカバンなどと一緒に持つ」「斜めにして持つ」「腕にかける」といった傘の持ち方は危険で、大きなケガにつながる恐れがあるといいます。
安全な持ち方として推奨されているのは「傘の先端を下に向ける」「持ち手を握る」というシンプルな方法。これなら周囲への接触リスクも減らせるうえ、手も疲れにくいという利点もあるそうです。
ちょっとした意識の差が大きなケガやトラブルを防ぐことにつながります。雨のときこそ、自分と周囲の安全のために「傘の持ち方」を見直してみてはいかがでしょうか。
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(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月27日~2025年6月30日調査対象:全国10代~60代の男女621名