
セレッソ大阪は7月15日、DF舩木翔をアルビレックス新潟へ完全移籍により放出したと公式発表。舩木の移籍を受けて、先日スイス1部グラスホッパーを契約満了により退団した日本代表DF瀬古歩夢の動向に注目が集まっている。
現在25歳の瀬古は、2022年1月にC大阪からグラスホッパーへ完全移籍。海外挑戦1年目から主力選手として活躍すると、2023/24シーズンはリーグ戦36試合でプレー。2024/25シーズンもリーグ戦37試合出場と結果を残し続けるなか、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表にも招集されていた。
グラスホッパーの守備陣に必要不可欠な戦力だった瀬古だが、グラスホッパーは6月17日に同選手の退団を公式発表。2025年4月にブンデスリーガやリーグアン所属クラブからの関心が伝えられたものの、7月以降は欧州5大リーグへのステップアップ移籍に向けた動きは報じられていない。また、ポーランド『weszlo』は7月3日、ポーランド1部所属ヤギエロニア・ビャウィストク移籍の可能性を報じていたが、選手サイドからオファーを拒否されたという。
そんななか、瀬古は15日にインスタグラムを更新。舩木の新潟移籍を伝えるC大阪公式インスタグラムアカウントの投稿を引用して、「Good luck my guy」とポストしているが、C大阪関連のSNS投稿が珍しいと話題に。一部では、瀬古のC大阪復帰説が取りざたされるなど、サポーターの関心は日本代表センターバックの去就に集まっている。
日本代表センターバック陣でDF渡辺剛(KAAヘント)やDF町田浩樹(ホッフェンハイム)らとメンバー枠争いを繰り広げている瀬古。北中米W杯での代表メンバー入りを目指しているだけに、欧州でのプレー続行が現実的とみられるが、果たしてC大阪への電撃復帰はあるのだろうか。