ルイス・ディアス 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールに所属するコロンビア代表のFWルイス・ディアスは昨2024/25シーズン全公式戦50試合に出場し17ゴールを記録。同クラブの強力な攻撃陣の中でも存在感を示した。

 そのディアスは、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの今2025年夏の補強最優先選手とされているが、リバプールは放出を拒んでいるようだ。

 ドイツのジャーナリスト、クリスティアン・ファルク氏は同国メディア『CFBayern』を通じて、バイエルンがディアスとの交渉を継続中であること、そして選手本人はすでに移籍に合意していることを報じた。しかし、リバプールはディアスをアルネ・スロット監督のチームにおける中心戦力と位置づけており、簡単には手放さない構えだ。

 また、UKメディア『The Athletic』によると、バイエルンはディアス獲得に対し、リバプールに5200万ユーロ(約89億6,332万円)の提示を7月頭に行ったようだが、同クラブはこれを拒否、さらに金額を追加し6750万ユーロ(約116億3,391万円)のオファーも提示したが、リバプールはこれも即座に拒否したとのことだ。

 リバプールはディアスを1億ユーロ(約173億円)以上と見積もっているが、実際には9200万ユーロ(約156億6,541万円)程度であれば交渉成立の可能性があると予測されている。

 一方でバイエルンは、FWレロイ・サネ(ガラタサライ)、FWトーマス・ミュラー(無所属)の退団を受けて攻撃陣の補強を急いでおり、今後再び条件を見直した上でリバプールに再度オファーをする可能性がある。また、プレミアリーグのアーセナルに所属するMFレアンドロ・トロサールやブンデスリーガの RBライプツィヒに所属するMFシャビ・シモンズといった他候補への関心も噂されている。