ジャン=フィリップ・マテタ 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は昨夏に就任したアルネ・スロット監督のもとで昨シーズンは5年ぶりにプレミアリーグを制覇。連覇を目指す新シーズンに向けて大型補強を敢行している。

 エジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの契約延長に成功したリバプールは、クラブ史上最高額でドイツ代表MFフロリアン・ビルツを獲得。さらに、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズとオランダ代表DFジェレミー・フリンポンも獲得するなど、両サイドバックの補強にも成功している。

 しかし、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスにナポリ(イタリア1部)移籍の可能性。そのなかで、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクなどに関心を示していたものの、高額な移籍金が必要になるとみられている。

 そして、代替案としてクリスタル・パレス(イングランド1部)でプレーするフランス人FWジャン=フィリップ・マテタを現実的な選択肢とみなしている模様。パレスと2027年夏まで契約を結んでいることから移籍金5000万ユーロ〜6000万ユーロが必要になるとみられている。

 オリンピック・リヨン(フランス1部)やマインツ(ドイツ1部)などでプレーし、2021年1月にクリスタル・パレスへ加入したマテタ。昨季のプレミアリーグ37試合で14ゴールを記録した同選手にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も興味を持っているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。