
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで史上最低順位を更新する15位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグ(EL)決勝でもトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に敗れて無冠に終わっていた。
捲土重来を目指す新シーズンに向けてすでにブラジル代表FWマテウス・クーニャをすでに補強しているユナイテッドは現在、ブレントフォード(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得に動いているが、交渉は暗礁に乗り上げているとみられている。
イギリス『ミラー』によれば、ユナイテッドはオリンピック・リヨン(フランス1部)でプレーするフランス代表MFコランタン・トリッソの獲得に興味を持っている模様。ユナイテッドは今夏にデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを契約満了に伴い放出したことから新たな中盤の選手を探しているようだ。
リヨンでプロキャリアをスタートさせたトリッソは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)でのプレーを経て、2022年夏に古巣へ復帰。昨季はリーグ・アン32試合に出場して7ゴール4アシストの数字を残していた。
ユナイテッドはすでに移籍の実現性を探るためにフランス人MFの代理人と最初の接触を行なっており、選手本人も移籍に前向きだという。ただ、同選手にはアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの去就が不透明となっているアトレティコ・マドリード(スペイン1部)も関心を示しているようだが、どのような結末を迎えるのだろうか。