
プレミアリーグのアーセナルは今2025年夏、攻撃の選択肢を強化すべく、同リーグのクリスタル・パレスに所属するイングランド代表MFエベレチ・エゼの獲得に注力している。しかしその実現には、クラブ間での複雑な交渉が避けられない見通しだ。
UKメディア『GiveMeSport』が伝えたところによると、ジャーナリストのスティーブ・ケイ氏によれば、アーセナルとパレスは、エゼの移籍交渉に際して他選手+移籍金によるトレードの可能性を含めた協議を行っているようだ。
そんな中でパレス側はアーセナルのベルギー代表MFレアンドロ・トロサールの獲得に関心を示しているという。パレスのオリバー・グラスナー監督はベルギー代表である同選手を高く評価しており、エゼ放出の条件としてトロサールの獲得を含めたい意向があるとのことだ。
一方で、アーセナルはFWリース・ネルソンおよびMFファビオ・ビエイラ両選手にパレスへの移籍に関心があるかどうかを確認しており、両者が交渉の一部として扱われる可能性もあるようだ。
この動きと並行して、アーセナルは同リーグのチェルシーに所属するFWノニ・マドゥエケの獲得を進めていることやラ・リーガのバレンシアに所属するDFクリスティアン・モスケラのアーセナル移籍に関して、移籍金2000万ユーロ(約34億2,182万円)で口頭合意に達したとも同記事では伝えている。
エゼは昨2024/25シーズンのプレミアリーグで34試合に出場し、8ゴール8アシストを記録している。