
EFLチャンピオンシップでの新2025/26シーズンに向けた準備を進めるサウサンプトンが、7月12日にプレシーズンマッチでイングランド5部のイーストリーと対戦し、2-1で勝利を収めた。
サウサンプトンに2024年7月に加入し、昨2024/25シーズンをトルコ1部のギョズテペSKにレンタル移籍していたMF松木玖生と、同年からサウサンプトンに所属する日本代表DF菅原由勢が後半から出場し、それぞれ異なる評価を受けた。
松木は後半から中盤の攻撃的なポジションで出場し、8点という高い評価を獲得した。UKメディア『Daily Echo』によると、松木は「ハイエナジーなパフォーマンスでクラブのウィリアム・スティル監督の目を引いた」と評価され、同監督は試合後に「松木にはエネルギーがあり、カウンタープレスでも攻撃時の縦への仕掛けでも有効的な選手だ」とコメントした。ゴールを決めるべき場面が1、2回あったものの、得点には至らなかった。
菅原は右サイドバックとして後半に出場し、6点の評価を受けた。エネルギッシュで安定したパフォーマンスを披露し、ボックスに危険なボールを送り込んだ。まずまずのシュートでポストを叩く場面もあった。オーバーラップはあまりなかったが、ポジションを崩すことなく堅実にプレーしたと同メディアに評価された。
サウサンプトンは前半、ボール支配率では勝っていたものの、ローブロックで組織的に守備を固めたイーストリーの戦術に苦戦した。しかし、後半に投入された選手たちの活躍により、ゲームの流れを変えることに成功した。