読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が12日、YouTubeチャンネル『日テレスポーツ【公式】』に出演。2日の阪神タイガース戦で退場処分を受けたことについて語った。
■リクエストで判定覆る
阪神は8回の攻撃で2死1、2塁とチャンスを作り、打者の大山悠輔が遊撃強襲の内野安打を放つ。この間に、2塁走者の森下翔太が3塁を回り本塁に突入。
捕手の甲斐拓也のタッチをかいくぐったあと、再度タッチされアウトに。しかし、藤川球児監督からリクエストがあり、検証の結果セーフに覆った。
■「ビデオを見た限りでは…」
阿部監督は納得できず、審判に説明を要求。しかし、リクエスト結果に対する抗議は認められていないため、退場処分に。球団では51年ぶりの“監督退場”となった。
これについて阿部監督は「やっぱりビデオを見た限りでは、そう(アウトに)見えました」とコメント。審判に対しては「リスペクトがなかった。次回はないようにしていきたい」と反省の弁を口にする。
一方で「リクエストのあり方だったりとか。今後考えていただけるいい機会になったのかもしれません」とも話した。
■グループLINEで謝罪
退場後は、監督室のテレビで試合を見守っていた阿部監督。
試合後、選手らに謝罪のLINEを送ったそうで「一応グループLINEには、最後まで指揮を執れなかったっていうのは監督としてはいけないことなので。そこは申し訳ないというのは、一応LINEの中で謝って」と明かした。
■51年ぶり“監督退場”の裏側
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)