元読売ジャイアンツ監督で野球評論家の堀内恒夫氏が11日、自身のAmeba公式ブログを更新。阪神タイガースとのゲーム差が開く古巣について言及した。

■逆転勝利で11連勝

セ・リーグ首位を走る阪神は、10日の広島東洋カープ戦で逆転勝利。

2点勝ち越された直後の7回、1死2、3塁から怒涛の攻撃で、一挙5点を獲得。11連勝と快進撃が止まらず、早ければ16日にも優勝へのマジックナンバー46が点灯する。

■あとアウト1つで…

一方、阪神とのゲーム差9.5で2位の巨人は、借金1。7月は2勝5敗1分けと勢いがない。

9日の中日ドラゴンズ戦では、先発・井上温大が7回途中3安打無失点と好投。しかし、2対0で迎えた9回、勝利まであとアウト1つという場面で、守護神のマルティネスが3ランを浴び逆転負け。マルティネスは2戦連続で救援失敗、敗戦投手となった。

■「まだまだベンチに信用されていない」

現役時代は巨人のエースだった堀内氏。「マルティネスが2登板続けて敗戦投手とは 本人ショックだろうね」とつづり「井上温大もまだまだベンチに信用されていないんだなぁ」とコメントする。

「さて、阪神は昨日も勝って2位巨人との差は9.5ゲーム 借金があるチームが2位というのもどうかと思うが 7月の時点でこんなに離されちゃあ面白くないでしょうよ」とし、「もっと頑張らんかい!!! 頼みましたよ!」と喝を入れた。

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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり