
サンフレッチェ広島所属MF菅大輝が、自身の去就に言及。北海道コンサドーレ札幌復帰の可能性に触れた一方、広島残留への想いも明かしている。
広島所属FW加藤陸次樹の双子の兄である加藤威吹樹は、7月13日に自身のYouTubeチャンネル『加藤ツインズ』を更新。双子兄弟と菅によるドライブトークの様子がアップされているが、話題が菅の将来に及ぶと、加藤陸次樹が「まだまだ広島にいて、俺と一緒に遊びに行こう」「引退まで俺と一緒に広島にいたいね」と残留を懇願。菅は「(広島は)俺を残してくれるかな?」「契約がまだ一応あるので…」などと答えると、「あるとすれば、札幌に引き取ってもらう」とコメントしている。
これに対して、加藤陸次樹は「それはもう無理。もう札幌もダメ。戻せない」と断言。菅が「広島に残れたら、一番最高ですけどね」と残留を望んでいることを明かすと、「もう広島以外に行ったら、やっていけないよ」と言葉を返されている。
現在26歳の菅は、下部組織時代から札幌一筋のキャリアを歩んでいたが、2024シーズン終了後に契約満了で退団し、広島へ移籍。OBの河合竜二が着用していた背番号「4」を引き継ぐなど、札幌のバンディエラになり得る存在として期待を寄せられていただけに、同選手の退団に対する異論が相次いでいた。
新天地の広島でタイトル獲得を望んでいるという菅だが、両クラブの共通点も説明。加藤威吹樹氏から「オフの日、広島の選手みんな集まり良くない?」「広島は遊ぶ場所が固まっているかもしれないけど、誰も連絡とっていないのに、試合できる人数くらい集まることがある」と訊かれると、「札幌もそんな感じでしたね。他(のクラブ)から来たら、みんな『札幌はヤバい』みたいな。最終的にみんな集まるし、めっちゃ仲良いと言われていたけど、広島もめっちゃ仲良いと思っている」と語っている。