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各社の世論調査の結果、中盤戦での各党の情勢が見えてきた。

仮に自民党の50議席確保が必須とするなら、現状ではおよそそんな数字には届かないことが明白で、石破茂総裁の辞任は避けられないだろう。

反石破茂の私としては、喜ばしい限りなのだが、では自民党として、今回の参院選をどう見るべきかをまとめてみた。

時事通信調査・25年参院選投票先

同じ通信社でも、共同通信と時事通信で調査結果に隔たりがあるのは毎度のことで、これは質問の仕方に問題があるからだと考えられる。いずれにしても、自民党支持がトップとはいえ、これは旧来の自民党支持層が維持されている結果だ。

自民党支持層の中の保守層の一部と、無党派層が日本保守党、参政党、国民民主党に流れていることが窺える。野党第一党を自負する立憲民主党は見る影もない。

そこで、更に深掘りした調査結果がある。読売新聞が調査した今回の参院選の争点についてだ。