
日本代表はE-1選手権・決勝大会の最終節で韓国代表と対戦。7月15日に日韓戦を控えるなか、韓国代表FWオ・セフン(町田ゼルビア)に関する日本代表DF荒木隼人(サンフレッチェ広島)の一部発言内容が挑発に当たるとして、韓国で指摘されている。
韓国『スターニュース』が13日に伝えたところによると、荒木は「オ・セフンとの対戦経験はあるので、そこまで難しいと思わない」「他の選手は対戦経験がないので、映像で見た感じと実際の感覚が違うと思うので、早く察知することが重要だ」などとコメントしたという。
この発言を受けて、同メディアは「広島は2024シーズンから町田と3度対戦し、すべて勝利している。いずれもオ・セフンと荒木はともにスタメン出場しており、空中戦を展開。オ・セフンは無得点に終わっている。(荒木の発言は)根拠のある自信からきている」と分析。
「日本代表が全員Jリーガーで構成されているだけに、オ・セフンの日韓戦スタメン出場が有力視される」などと、荒木とオ・セフンのマッチアップが実現する可能性を伝えると、「荒木の『難しくない』という挑発に対して、オ・セフンがどのような回答を示すのか関心が集まる」と綴った。
韓国では日韓戦を強く意識した報道が過熱。日本代表について「3軍のメンバー構成」「FIFAクラブワールドカップ出場の浦和レッズから招集されていない」などと報じられているほか、E-1選手権での優勝が可能という意見も飛び交っている。
なお、オ・セフンは2024シーズンのJ1リーグ戦で8ゴールをマークも、2025シーズンはここまでわずか1得点にとどまっている。FIFAワールドカップ北中米大会の韓国代表メンバー入りに向けて、まずは日韓戦で荒木とのマッチアップを制する必要がある。