■エイビアリーは何を知っているのか

 エイビアリーがアクセス可能とされる情報の中には、「ロズウェル事件」をはじめとする墜落したUFOの情報、そして米軍施設に匿われている存命のエイリアンと死んだエイリアンの双方の情報が含まれるという。

 また、墜落したUFOに乗っていた「EBE-1」と呼ばれるエイリアンとの間で行った通信記録である「イエローブック(The Yellow Book)」と呼ばれる文書にまでアクセス可能とされる。このイエローブックは一種のホログラフィックコンパクトディスクで、保存されている情報はホログラムに投影できるということだ。

 さらに、「イエローブック」の他に「レッドブック」と呼ばれるものまで所有しており、それは今後数十年の世界の出来事、災害、環境災害、およびあらゆる種類の予測が記された、言わば「地球外から得られた人類史の大要」であるという。

 ボイラン博士によれば、「イエローブック」と「レッドブック」には「ヨハネの黙示録の四騎士(Horseman of the Apocalypse)」の“第四の騎士”がまだやって来ていないことが示唆されているという。3つの騎士、すなわち戦争、飢饉、疫病の災厄は間違いなくすでに地球を襲っているが、4番目の“獣”による災いはこれからであるという。

 この第四の騎士は“青ざめた馬”に乗った王冠をかぶった騎士であり、キリストの再臨に繋がるものと解釈されるという。つまり、近いうちに第四の騎士の到来により未知なる患難時代が始まり、世界の終末にキリストの「再臨」が実現するということになる。

謎のUFO研究組織連合「エイビアリー」とは? MJ-12と対立、EBE-1から終末予言まで極秘情報の総本山の画像3
(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI))

 もちろん現時点でエイビアリーが知り得ているこうした極秘情報は一般には公開されておらず、公開した暁に人々に与える精神的なショックを考慮するとなかなか公開には踏み切れないという。

 ちなみに、エイリアンは1997年に地球を正式に訪問し、世界のリーダーたちと極秘面会を果たすとともに「ファティマの第三予言」の本当の内容についてバチカンを通してイギリス、フランス、ドイツ、アメリカの政府代表に簡潔に伝えているという。

 エイビアリーはUFOとエイリアンの極秘情報だけでなく、地球と人類の未来についても知悉しているということなのだろうか。エイビアリーが現在どの程度活発な活動を行っているのかは不明だが、彼らのコンセンサスが得られたタイミングで一般に向けて驚愕の情報開示がないとも限らないのだとすれば、チェックを怠ることはできない。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

 

※当記事は2022年の記事を再編集して掲載しています。

文=仲田しんじ

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