ジェラルド・ファネンブルグ監督 写真:Getty Images

 U-23インドネシア代表のジェラルド・ファネンブルグ監督(61歳)が、7月15日~29日の日程でインドネシアで開催されるASEAN U-23選手権2025での優勝を宣言した。

 Jリーグ草創期にジュビロ磐田(当時JFLのヤマハ発動機1993-1996)でプレーした元オランダ代表のファネンブルグ監督は、2025年1月にU-23インドネシア代表監督に就任していた。

 7月10日にジャカルタでの練習を取材に訪れた地元メディアに対し、ファネンブルグ監督は、年内に開催される3大会(ASEAN U-23選手権、U-23アジアカップ予選、東南アジア競技大会)での全勝を目指すと、以下のように大会への意気込みや勝者のメンタリティの重要性を説いている。

 「我々の目標は全ての試合で勝つこと。年内に3つの大会に参加するが、この全てで勝つ。常に勝利を目指すのは当然だ。戦う前から負けることを考えることはない。参加する大会では全て優勝を狙う。簡単なことではないが、目標達成のために最善を尽くすのみ」

 「私は2位では決して満足しない。U-23インドネシア代表も同様。2位になるために試合をするわけではない。勝利への渇望。これこそがチームに必要な精神だ」

 現役時代には、オランダの強豪アヤックス(1980-1986)やPSVアイントホーフェン(1986-1993)で活躍したファネンブルグ監督。磐田時代には、ブラジル代表MFドゥンガ、イタリア代表FWスキラッチとともに、チームの主力として活躍した。オランダ代表でも42試合に出場し、ユーロ1988ではオランダの初優勝に貢献した。