ジャンルイジ・ドンナルンマ 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)は昨夏から指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとで、プレミアリーグ4位フィニッシュで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。カンファレンスリーグ(ECL)でも初優勝を飾った。

 現在開催されているクラブワールドカップでは決勝戦まで勝ち進み、現地時間13日に今季のCLを制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)と対戦予定となっている。そのなかで、チェルシーはPSGから選手補強を目論んでいるという。

 フランス『レキップ』によれば、チェルシーはPSGと来夏に契約満了を迎えるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(26)の獲得に興味を持っている模様。チェルシーは前述した試合後に同選手を獲得したいと考えているようだ。

 一方、今季の公式戦46試合でゴールマウスを守り、17回のクリーンシートを達成しているドンナルンマはパリとの契約延長を検討しているものの、決断を保留している状態だという。この状況を受けて、チェルシーのほかに、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)や、マンチェスター・シティ(同1部)も目を光らせている模様だ。

 なお、チェルシーは今夏にミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表GKマイク・メニャンの獲得に動いたものの、移籍金に隔たりがあったことから最終的に実現せず。CWCでの賞金が1億ポンドに迫る可能性もあるチェルシーだが、どのような動きを見せるのだろうか。