
ガーナ人FWアブドゥル・アジズ・ヤクブは2025年1月に清水エスパルスから中国1部・青島西海岸FCへ期限付き移籍したが、わずか半年で清水に復帰する可能性が取りざたされている。
現在26歳のアジズは2024年6月に清水へ完全移籍加入も、J2リーグで6試合の出場とレギュラー定着に至らず。3ゴールと決定力の高さを発揮していたが、わずか半年で中国クラブへ期限付き移籍。青島西海岸では、ここまでリーグ戦16試合の出場で6ゴール4アシストと結果を残している。
しかし、海外サッカーサイト『フラッシュスコア』では、7月12日の時点で「2025年6月30日をもって青島西海岸を退団、清水へ復帰」との記述が。期限付き移籍期間は2025年12月31日までであるが、早期打ち切りの可能性もあると話題になっている。
ただ一方で、青島西海岸の公式アカウントによると、アジズは12日のトレーニングマッチでゴールをマーク。依然として同クラブに帯同しているだけに、7月18日に開催予定のリーグ戦でプレーするのか注目が集まっている。
なお、中国メディア『捜狐』は2025年2月、アジズの移籍金について「彼は2024年7月、移籍金120万ユーロ(約1億9000万円)で清水へ加入」と報道。青島西海岸が支払うレンタル料や買い取りオプションの有無等には触れていないが、2月時点での市場価値が250万ユーロ(約4億円)であることもあわせて伝えていた。