アンドレ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 イタリア『スカイ』によれば、ユベントスは今夏に中盤の刷新を検討している模様。そのターゲットとして、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)でプレーしているブラジル代表MFアンドレ(23)をリストアップしているという。

 ただ、昨夏にアストン・ビラ(イングランド1部)から移籍金5000万ユーロ(約85億7,000万円)を投じて獲得したものの、最後までチームにフィットできなかったブラジル代表MFドウグラス・ルイスを売却できた場合のみ、アンドレの獲得を目指すようだ。

 ブラジル代表として12キャップを誇るアンドレは下部組織から育ったフルミネンセ(ブラジル1部)でプロキャリアをスタートさせると、2024年夏にウルブスへ完全移籍。豊富な運動量と推進力溢れるプレーを武器に昨季はプレミアリーグ33試合に出場していた。

 なお、ウルブスは同選手に移籍金3000万ユーロ(約51億4,000万円)を要求するとみられている。今夏にアメリカで開催されたクラブ・ワールドカップ(CWC)ではラウンド16でレアル・マドリード(スペイン1部)に敗れてしまったユベントスだが、どのような動きをみせるのだろうか。