
バルセロナ(スペイン1部)は昨季から指揮したハンジ・フリック監督のもとでラ・リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成。連覇を目指す新シーズンに向けてエスパニョール(スペイン1部)からスペイン代表GKジョアン・ガルシアを獲得している。
ドイツ『FT』によれば、バルセロナは次なる補強としてバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するフランス代表DFダヨ・ウパメカノの獲得に興味を持っているという。同選手の市場価値は5000万ユーロ(約85億7,000万円)と見積もられているようだ。
そのウパメカノはバイエルンとの現行契約が来夏に満了となるものの、契約延長には消極的だという。バイエルンは来夏にフリーでの流出を避けるために条件次第では同選手を売却を検討する可能性があるものの、バルセロナが獲得するにはウルグアイ代表DFロナルド・アラウホを売却できるかどうかにかかっているようだ。
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア1部)のリザーブチームであるリーフェリングでプロキャリアをスタートさせると、姉妹クラブであるライプツィヒ(ドイツ1部)でのプレーを経て、2021年夏にバイエルンへ加入。対人守備などの強さを武器に昨季も公式戦38試合に出場していた。
なお、バイエルンは9月にフランス代表DFとの契約延長を再開する予定であるとのこと。今夏に獲得したジョアン・ガルシアを選手登録をまだ登録できていないなど、財政難を抱えていることから補強政策にも影響しているなかで、バルセロナはどのような動きをみせるのだろうか。