
川崎フロンターレ下部組織出身のMF横田大祐には、ベルギー1部KAAヘントから移籍する可能性が浮上。リーグアン昇格クラブからの関心が報じられているほか、本人も移籍に前向きである可能性が考えられる。
同選手は2024年8月にヘントからカイザースラウテルンへ期限付き移籍。2024/25シーズンのドイツ2部リーグ戦25試合の出場で4ゴール2アシストを挙げるなど、攻撃陣の中心選手として活躍したものの、カイザースラウテルンは同選手の買い取りオプションを行使しなかった。
2024/25シーズン限りで期限付き移籍期間満了によりカイザースラウテルンを退団した横田だが、ベルギー『Het Nieuwsblad』は2025年6月時点でブンデスリーガ所属ザンクトパウリ移籍の可能性を報じていたが、ドイツ『ハンブルガー・モルゲンポスト』によると、ヘントが250万ユーロ(約4億2,400万円)の移籍金を要求したこともあり、交渉は破談。ザンクトパウリは400万ユーロ(約6億7,800万円)の買い取りオプションが付いた期限付き移籍での獲得を狙っていたという。
一方、ベルギーの移籍市場に詳しいジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏は7月9日、Xで「フランス2部FCメスが横田の獲得に興味」とリポート。メスは期限付き移籍による獲得オファーを提示する可能性があり、ヘントも売却に前向きだというが、同氏は「横田は1部リーグでのプレーを強く望んでいる」と選手サイドの意向もあわせて伝えている。
元日本代表GK川島永嗣(現ジュビロ磐田)の古巣であるメスは、2023/24シーズンのリーグアンで18位に終わり2部へ降格。2024/25シーズンは2部で3位に食い込み、日本代表FW伊東純也、FW中村敬斗、DF関根大輝擁するスタッド・ランスとの入れ替え戦で2試合合計4-2。1年でのリーグアン復帰を果たしている。