ドアパンチ対策として注目されているのが、「駐車監視機能付きドライブレコーダー」です。
これは、エンジンを切ったあともドライブレコーダーが作動し、車両周囲の異常を検知して自動で録画する機能のこと。
録画方式には、主に以下の3つがあります:
- 衝撃検知モード
車体に物理的な衝撃を受けたときだけ録画を開始。
ドアパンチのような瞬間的な被害に適しています。
- 動体検知モード
人や車の動きをセンサーで感知し、自動で録画開始。
接近段階から記録できるため、防犯効果も。
- タイムラプス録画
数秒ごとの連続静止画で、長時間の監視を省電力で実現。
バッテリーへの負担が少なく、駐車中の全体像を残せます。
これらは
モデルごとに組み合わせや設定が異なるため、自分の利用環境に合ったモードを選ぶことが重要です。
正しく設定し、適切に使うことで、ドアパンチの“決定的瞬間”を逃さず記録できるようになります。
ドアパンチの瞬間を逃さず記録するためには、ドライブレコーダー選びの基準にもこだわる必要があります。
とくに注目すべきは、以下の4つのポイントです。
- 視野角(撮影範囲)
前方カメラだけでは車両の側面までは映せません。
360度カメラやサイドカメラ搭載モデルなど、横方向もカバーできる視野の広い機種が理想的です。
- 夜間撮影性能(暗所対応)
ドアパンチは、日中だけでなく夜間の商業施設や屋内駐車場でも多く発生します。
ナンバープレートや加害者の動きを鮮明に記録するには、高解像度+HDR対応などの暗所撮影性能が欠かせません。
- 駐車監視モードの自動切替
エンジンOFFに連動して自動的に駐車監視に切り替わる機能があると、モードの切替忘れによる“録画漏れ”を防げます。
- スマート連携と操作性
録画映像の確認や設定の変更がスマホアプリで簡単にできることも、日々の運用を考えるうえで大切です。
これらの条件を満たすドライブレコーダーを選ぶことで、「撮れてなかった…」という後悔を避ける確率が格段に高まります。