
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで15位フィニッシュと、クラブ史上最低の結果を記録。シーズン途中にエリック・テン・ハグ監督を解任して、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、巻き返すことはできなかった。
捲土重来を目指す来季に向けて、ユナイテッドはすでにウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得。その一方で、ブレントフォード(イングランド1部)でプレーするエジプト代表FWブライアン・ムベウモの獲得を目指しているものの、交渉は難航しているとみられている。
そのなかで、イギリス『サン』によれば、アモリム監督は中盤の再編も希望しており、今夏に契約満了で退団したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの後任に相応しい中盤の支配者を求めているという。
そして、レアル・マドリード(スペイン1部)でプレーしているフランス代表MFオーレリアン・チュアメニの獲得を希望しており、移籍金7800万ポンド(約155億2000万円)のオファーを打診したという。しかし、マドリードはフランス代表MFの放出に否定的であり、このオファーは拒否したようだ。
ただ、移籍金の増額を含めた交渉を継続したり、選手の意向次第では状況が変化する可能性もあるとのこと。昨季はマドリードで守備的MFと本職ではないセンターバックとして公式戦58試合に出場していたなかで、今夏に新天地を求めることはあるのだろうか。