アルバロ・カレーラス 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)は、現地時間9日に行われたクラブワールドカップ(CWC)準決勝で今季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)と対戦。しかし、前半から失点を重ねて最終的に0-4の完敗を喫した。

 今季は無冠に終わったマドリードだが、ベンフィカ(ポルトガル1部)に所属するスペイン人DFアルバロ・カレーラスの獲得に迫っている模様。イギリス『アスレティック』によれば、以前から獲得を目指していたマドリードはスペイン人DFの獲得に向けて今週初めにベンフィカと交渉を再開したという。

 そして、カレーラスには5000万ユーロ(約85億8000万円)の契約解除金が存在しているという。しかし、マドリードは設定されている契約解除金は支払わず、移籍金5000万ユーロを3回に分けて支払うことでクラブ間合意に至ったようだ。

 マドリードの下部組織にも在籍していたカレーラスは、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)のユースに移籍すると、2024年1月にベンフィカへ加入。高い推進力に加えてテクニックやパスセンスを武器に昨季はプリメイラ・リーガ32試合に出場して3ゴールを記録していた。