
明治安田J1リーグ第23節の横浜FC対横浜F・マリノスでは、一部の横浜FMサポーターが花火・発煙筒などを使用したことにより、アウェイ側の開門時刻が遅れる事態に。クラブは違反行為にあたるとしてサポーターを処分する方針を明らかにしているは、同クラブのサポーター団体に異変が生じているかもしれない。
横浜FMの発表によると、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた一戦では、一部の横浜FMサポーターが試合前に三ツ沢公園で花火・発煙筒を使用し、横浜FCサポーターへの挑発行為を行ったとのこと。覆面を使用したサポーターも確認されるなか、アウェイゴール裏指定席やメインアウェイ指定席の入場開始が遅れている。
また、Xでは横浜FMサポーターが違反行為に及ぶ時の様子を捉えた動画が拡散。サポーターがチャントを熱唱しながら発煙筒を炊いているが、一部の発煙筒がベビーカーをひいた親子のそばに投げ込まれている。
この違反行為が波紋を呼ぶなか、横浜FMゴール裏団体による、応援等の告知・情報発信用アカウントの「横浜ゴール裏」が7月11日までに閉鎖。同アカウントは横浜FC戦での違反行為やクラブの声明について言及していないだけに、一部ではゴール裏団体の解散や応援スタイルの変更の可能性が取り沙汰されている。
一部サポーターの無期限入場禁止処分や、クラブに対する勝ち点剥奪処分を求める声が挙がるなど、厳罰待望論が湧き起こる中、クラブとゴール裏のサポーター団体の間でやり取りがあったのか気になるところだ。