
サンフレッチェ広島は7月10日、8月20日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグ第30節のヴィッセル神戸戦について、先行販売対象席種が完売したと公式発表。一般発売を前に、一部チケットの転売が確認されている。
クラブの発表によると、車いす席、思いやりシート、ビジターシート(自由席・指定席)、チチヤスカウンターシート(ビジター)をを除く全席種が先行販売の時点で完売。7月11日正午から一般発売が行われるが、上位争いを繰り広げていることもあり、売り上げは好調だ。
そんななか、チケット仲介アプリ『チケジャム』では、広島対神戸のチケットが11日時点で8件出品。カテゴリー4(バックスタンド南側)が1枚8,500円で出品されているほか、サポーターシート(ホームゴール裏自由席)が2枚10,000円で販売されている状況だ。
広島の先行販売は、プレミアム会員、レギュラー会員、ライト会員など、有料会員を対象に実施。会員1人あたりのチケット枚数は1試合あたり最大6枚と定められているが、一般発売前の転売が確認されているだけに、プレミアム会員をはじめ有料会員による出品の可能性が高いと考えられる。
なお、広島は公式サイトにて「サンフレッチェ広島は、サンフレチケットサービス利用規約およびサンフレッチェクラブ会員規約において、観戦チケットの転売行為を固く禁止しております」と案内。「転売の確認がとれた場合には、返金を伴わない当該チケットの無効化のみならず、返金を伴わない会員資格の無効化および強制退会処分、当該チケット購入者が保持する全てのチケット(シーズンチケットを含む)の返金を伴わない無効化措置等を講じてまいります。悪質な事案に対しては、顧問弁護士、警察とも連携し、然るべき対応をしてまいります」と警告を発しているだけに、今後の対応に注目が集まりそうだ。