1時間ほど入れ掛かりを楽しんだところで、群れがどこかへ行ってしまった。とはいえこの1時間で時速17尾達成。
まずまずの出だしだったが、その後は群れを探し歩きながらの拾い釣り。夕方まで粘り40尾ほどの釣果。半日の釣りにしては上出来だった。

翌日は釣果36尾
翌12日は午前中のみ。前日と同じポイントでスタート。しかし、朝イチから霧雨で水温がガクッと下がっていて、アユの活性は低いと予想された。
しばらく群れを探して川を歩きさまようこと20分、やっと大きな群れを発見。前日と同じ仕掛け、同じ釣り方で群れアユに挑む。
前日と同様に、オトリが群れに入ってしまえば勝負は早かった。すぐ1尾目が掛かり、2尾、3尾と続く。
水温が低い影響なのか前日と比較し群れアユがあまり動かない。群れが2時間ほど同じ場所をウロウロしてくれたおかげで30尾をカウント。
しかし、10時半を過ぎたころ、群れが一気に散ってしまった。前日と同じく、群れを探し歩くパターンとなった。また、この日は歩いても歩いても散った群れが見つからず、数尾追加しただけで午前中のみの釣りを終了。結果は36尾だった。

縄張りアユは時期尚早
全体的に場所ムラはあるが、とにかく群れアユを探し出すことが入れ掛かりへの近道だと思う。試しに瀬の中に縄張りを持ったアユがいないか探ってみたが、時期尚早だったようだ。
今シーズンの秩父・荒川のアユは放流直後から上流へどんどん上がったりと例年と何かが違う印象。これらのアユが盛期まで残って大アユとなり、釣り人を楽しませてくれることに期待したい。
<週刊つりニュース関東版APC・新井智貴/TSURINEWS編>