今週の金曜連載トラベル情報は、都心から日帰りでアクセス可能な、千葉県金谷周辺の絶景観光スポット「鋸山・日本寺」を訪れた様子をご紹介!観光で訪れるのもよし、登山気分を味わいに訪れるのもよしの鋸山。断崖絶壁地獄のぞきでスリルを体感してみてはいかがでしょうか。
目次
1.はじめに
2.千葉の人気観光スポット!鋸山・日本寺とは
3.人気観光スポット鋸山アクセス方法
4.絶叫&絶景が人気の鋸山・日本寺を歩く
5.まとめ
はじめに
今週の金曜連載、トラベル情報は、都心からアクセス良好!美しい景色や、美味しい食べ物を満喫できる観光地、千葉県房総エリアの中から、登山も楽しめるスポット「鋸山・日本寺」のアクセス方法や、所要時間、絶景スポットをはじめとした、魅力を紹介していきます。
私が訪れたのは、2月中旬頃。鋸山・日本寺では、梅の花や早咲きの桜が綺麗に咲く、春の訪れを感じさせてくれました。これから春を迎える鋸山の魅力を存分に感じてください。(料金・時間等は、2021.2.24時点のものです)
千葉の人気観光スポット!鋸山・日本寺とは
千葉県の人気観光スポットとして有名な鋸山に位置する日本寺は、約1300年前に開山されたと言われています。
房州石の産地として知られる鋸山は、石を切り出した後が鋸の歯のように見えることから名付けられたとされ、千葉県房総エリアを一望できる絶景スポットと、断崖を覗き込むスリルを味わえる地獄覗きスポットが人気となっています。
鋸山
住所 | 〒299-1901 千葉県安房郡鋸南町元名 |
アクセス | 【電車】JR「浜金谷駅」から「ロープウェイ山麓駅」まで徒歩15分 【車】館山自動車道「富津金谷IC」から10分 |
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人気観光スポット鋸山アクセス方法
鋸山・日本寺へのアクセス方法は3つ
千葉県の絶景観光スポット「鋸山・日本寺」を訪れる際のアクセス方法は、大きく3つ!電車とロープウェイを利用してアクセスする方法、鋸山登山自動車道(有料)を利用して車でアクセスする方法、そして無料のアクセス道路を利用する方法です。
鋸山登山自動車道入り口はこちら!
国道127号線沿いに車を走らせると見えてくるのが、鋸山登山自動車動です。鋸山山頂までアクセスすることができるので、なるべく歩かずに地獄覗きスポットまでアクセスしたいという方におすすめです。料金は、往復で1,000円です。入り口で徴収されるので準備しておきましょう。
鋸山ロープウェイを利用して空中散歩
電車で鋸山を訪れた方におすすめしたいアクセス方法が、鋸山ロープウェイを使う方法!国道127号線に入口があります。鋸山ロープウェイの営業時間は、午前9時から午後17時まで(冬季は16時)です。営業時間は下記がロープウェイの料金です。
片道 | 往復 | |
子供 | 250円 | 450円 |
大人 | 500円 | 950円 |
無料のアクセス路と駐車場を利用
最後に紹介するアクセス方法が、無料のアクセス路と無料の駐車場を利用して日本寺の大仏近くまでアクセスする方法です。こちらも国道127号線沿いに入り口がありますが、上記で紹介した入り口より南側へ進む必要があると共に、入口が分かりにくく、道幅が狭いので注意が必要です。
鋸山登山マップを事前に確認することをおすすめ!
私は、無料のアクセス路を利用してアクセスしました。駐車場は無料ですが、帰る頃には、昼頃には満車になっていたので、朝早く訪れた方が良いでしょう。
絶叫&絶景が人気の鋸山・日本寺を歩く
千葉県で絶景が見られる人気観光スポットであり、登山スポットでもある鋸山のメインスポットといえば、こちらの「地獄覗き」スポットです。地獄覗きスポットまでの道のりに現れる見どころや、綺麗な景色が広がるおすすめスポットを含めて紹介していきまよう。
鋸山東口管理所入口
駐車場に車を停めたら、横にある東口管理所で拝観料金を支払い鋸山・日本寺へ入っていきます。境内へに出入り口は全部で5箇所設置されており、最も標高の高い位置にある入り口は、北口管理所、中腹には、西口管理所と大仏管理所が設置されています。
鋸山・日本寺拝観料金は
鋸山・日本寺の拝観料金を紹介しておきましょう。拝観可能時間は、午前8時から午後17時まで、冬の季節は、日没時間までとなっています。下記料金は、一般料金なので、団体で訪れる場合は、人数に応じて割引が適応されます。
子供 | 360円 |
大人 | 630円 |
早速、入り口から日本寺の大仏を目指して進むとしましょう。
拝観料を支払った後は、入り口でチケットの確認をされるわけでもなく、進むことができます。境内の案内図も一緒に渡させるので、地図を確認しながら境内を散策すると良いでしょう。広い境内なので、地図がないと迷子になってしまいますよ。
日本寺の大仏までは、階段が整備されていた
2月中旬の鋸山・日本寺では、梅の花が綺麗に咲いていました。梅に花を見ながら大仏広場を目指すとしましょう。
東口管理所から歩く事、5分から10分で大仏広場へ到着です。開放感のある広場となっており、広場の1番奥には、大きな大仏の姿を見ることができ、その大きさに驚かされます。
大仏広場には、鋸山・日本寺唯一の売店が設置されており、お守りやお土産の販売を始め、自動販売機も設置されているので、ここから地獄覗きスポットでもある山頂を目指すという方は、水分を購入しておくことをおすすめします。
同じく大仏広場に設置された、休憩エリアです。テーブルと椅子が設置され、屋根もあるので、ゆっくり休憩するのに最適な場所ですね。お弁当を持ってきてこちらで食べている方の姿も見られます。
大仏と売店の間に目をやると赤い固まりが!近くによると、赤い帽子とエプロンを付けた小さなお地蔵様がたくさん並んでいました。「お願い地蔵」と呼ばれており、願いを叶えてくれるありがたいお地蔵様です。売店でお地蔵様を受け取り、名前を書いて奉納すると願いが叶うとされています。お地蔵様は500円で受け取ることができます。
磨崖仏としては日本最大の大仏様である「薬師瑠璃光如来」の山頂までの安全をお願いし、鋸山へと入って行きましょう。
大仏広場までは階段が整備され、歩きやすいコースでしたが、その先は急な傾斜や岩が通路まで迫り出ている箇所、岩に大きく空いたトンネルなど、鋸山が石の採掘場だったことが分かる景色を見ながら歩くことができます。2が中旬でも汗が吹き出してきたので、調節できる服装で訪れることをおすすめします。
鋸山の登山道には、至る所に石仏が設置されており、全ての石仏が異なる表情をしているのが面白かったです。ちょっと怖い表情をしている石仏があれば、ユーモアたっぷりの表情をしている石仏もあるので、石仏巡りをするのも鋸山観光の楽しみの1つにできそうですよ。
木々と岩に覆われた登山道を進み、鋸山の地獄覗きスポットへ近づくと、視界が開けてきました。まもなく山頂に到着する合図ですよ。
最後の階段を登ると、鋸山山頂へ到着です。千葉の絶景スポットでもある鋸山の山頂は、開放感抜群です。何やら大きな岩が鎮座しているので登ってみましょう。
鋸山山頂の中央に鎮座していた大きな岩に登ってみると、ご覧の絶景が広がっていました。私が訪れた日は、空気が霞んでいたこともあり、スカッとした青空とは行きませんでしたが、それでもこの景色!最高です。
岩を椅子代わりにして休憩する親子!
鋸山の山頂は、比較的広いスペースが確保されており、先の方へ目をやると出ました!鋸山の人気スポット「地獄覗き」です。山頂に突き出た岩の先まで足を進めることができそうですね。
足元を覗くと、写真の様な景色。これぞ「地獄覗き」ですね。高所恐怖症の方は、覗く事を控えた方が良さそうです。
地獄覗きスポットは、鋸山の中でも1番の人気スポットです。そのため、地獄覗きを体験しようと多くの人が列をなしていました。
鋸山山頂には、休憩できる場所も用意されています。石の採掘場だった鋸山!休憩できるベンチも石で造られているではありませんか。
観光客に人気の絶景スポット!鋸山・日本寺展望台
鋸山山頂の奥には、石で造られた建物が設置されていました。こちらの建物1階は屋根付き休憩スペース、階段を上がると展望すスペースとなっています。山頂で雨が降り出し時は、屋根があるので安心ですね。
階段を上がり、2階の展望スポットへ到着。こちらからは、東京湾を始め、神奈川県三浦半島まで見渡すことができる最高の絶景スポットです。
そして、インスタグラムや、千葉県の観光情報誌などで目にするこちらの景色!これこそ鋸山を代表する景色ですよね。この景色は、鋸山山頂の1番奥にある展望台から見ることができます。鋸山ロープウェイを使ってアクセスした方は、山頂に到着して目の前に展望台があります。
金谷観光の拠点!金谷フェリー乗り場も見渡せる
鋸山の山頂からは、金谷の街並みを眺めることができます。神奈川県久里浜から金谷フェリーターミナルまで、東京湾フェリーが運行しており、船の旅を楽しみながら鋸山を訪れることもできます。写真の右端には、JRの駅も見えますね。
金谷フェリーターミナルの横には、千葉近郊で水揚げされた新鮮な海産物を味わうことができるスポットも併設されているので、鋸山と合わせて訪れてみるのもおすすめです。
そっくりさんを探せ!1553体の石仏にご挨拶
鋸山を歩いていると、石仏を目にする機会が多いとお伝えしましたが、「千五百羅漢(らかん)道」と呼ばれる登山・散策道が整備され、そこには、1553体もの石仏が並んでいるのです。1553体もの石仏ですが、様々な表情をしているので、自分にそっくりな石仏を探しながら散策を楽しんでみるのも面白いですね。
岩の壁をくり抜いた中にも多くの石仏が並んでいます。
滝に見えるようで見えない「不動滝」
鋸山・日本寺には、滝を探そうと思って見ていないと、見逃してしまう小さな滝があります。不動滝と呼ばれており、私が訪れた日は、豪快に流れ落ちる滝とはは違い、岩に水が染み込みながら流れる、穏やかと言う表現が似合う不動滝を目にすることができました。
鋸山ロープウェイ山頂駅方面出口
鋸山の山頂近くには、ロープウェイの駅があります。ロープウェイの駅の屋上にも展望台が設置されており、綺麗な景色を見ることができます。
観光客必見!穴場の展望スポット【十州一覧台】
最後に向かったのが、鋸山穴場の展望スポットです。北口管理所と、ロープウェイ駅の中間に位置しており、石碑が建てられています。
まとめ
千葉県房総半島に位置する絶景観光スポット「鋸山」の魅力を紹介してきましたが、伝わったでしょうか。広い敷地に見所が点在する鋸山・日本寺。体力のある方が境内を全て回ろうと思うと半日は時間がかかると思っておいた方が良いでしょう。
そして休日は、周辺道路も混み合います。私が帰路についた昼過ぎも鋸山周辺の道路では、渋滞が発生していたので、余裕ある行動に心がけると良いでしょう。
文・クロタノブタカ/提供元・暮らし~の
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