しばらく見ていると、どの場所もウキがよく動いており、中には次から次へと10cm級のキンギョを面白いように釣っている人もいた。魚影は濃く、活性は高そうだった。

タックルは1.8~2.4mのノベ竿に小型ヘラウキや立ちウキを使用したウキ釣り仕掛けで、エサは赤虫の房掛け。水深1mくらいの底を釣っていた。

これから暖かくなるとキンギョは浮いてくるので宙でも釣れる。ウキ下を遊泳層に合わすのが好釣りのポイントである。

常連はイスと竿掛けを使用しており、一日釣るならこれらを持参すると便利。

「手ぶらでOK!」初心者もキンギョ釣りが楽しめる浮間釣り堀公園を紹介【東京】人気ポイントの木橋付近の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

 

公園利用ルール

1. 開園時間・休園日

9時~17時(釣りは16時まで)。休園日は12月26日~1月4日(そのほか臨時休園日あり)

2. 釣り具・エサ

竿を持参する場合3m以下の長さ。エサはキジ、サシ、赤虫に限定。釣りバリは返しのないもの。

・貸し竿1本200円、エサ(サシ・キジ)各100円。管理事務所内、発券機で販売。エサは当釣り場以外の使用者には販売しない。

3. その他

・魚の持ち帰りは禁止。
・公園内は禁煙、飲食は休憩所に限る。
・釣り場には釣り人以外立ち入り禁止。
・公園に駐車場がないため、車での来園禁止。
・管理棟に自販機、隣接してWCあり。

「手ぶらでOK!」初心者もキンギョ釣りが楽しめる浮間釣り堀公園を紹介【東京】自販機がある管理棟(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年5月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。