「ずっと仲良しでいたい…」結婚当初はそう願っていても、日々の忙しさやすれ違いの中で、その思いは少しずつかすれていくこともあります。夫婦関係は空気のような存在と言われることもありますが、実際には空気のように放っておけば淀むのが現実。仲の良さを保ち続ける夫婦には、必ず小さな工夫と努力があります。
そこでSirabee取材班は、仲良しをキープするための工夫や努力を聞いてみました。
■何かしら会話をする
「結婚10年目だけど、毎日飽きないくらい会話する。今日会社であったこととか、子供のこと、テレビに出ているタレントさんについて…、ホント何かしら話している。
まぁもちろん、会話少なめでも仲良くやっている夫婦はいるけど、おしゃべりな人はおしゃべりな旦那が丁度いいのかもしれない。普段から会話が多いと本音も言いやすいよ」(30代・女性)
■同じ趣味をもつ
「旦那も私も自然が大好きで、しょっちゅうドライブや登山に行っている。友達の延長みたいで楽しい! 男女の性的魅力とか性格、年収とかの条件も結婚するうえで大切なのかもしれないけど、ずーっと仲良くやっていきたいのなら、同じ趣味の一つくらいあった方がいいかも。
共通の趣味があると、ふたりで協力したり笑い合ったりできる時間が増えるから絆も深まるよ」(20代・女性)
■些細なことでも褒め合う
「交際中も結婚してからも、些細なことで褒め合っている。『その服似合ってるとか』『食器洗ってくれてありがとう、さすが!』とか。褒められて嫌な気分になる人いないからね。
恥ずかしがり屋で、言わなくてもわかるでしょ? っていう思考は損するし、それでは仲良し夫婦は難しい。下手したらすれ違って、後々後悔するよ」(30代・女性)
仲良し夫婦であり続けるために必要なのは、特別なイベントや贅沢な時間ではありません。むしろ普段の会話、感謝の言葉、小さな気づきといった日常のささやかな工夫こそが、絆を深める基盤となります。夫婦関係は放っておいて育つものではなく、手入れをし続けることで深まるものなんです。今日できる小さな努力が明日の“仲良し”を支えているのかもしれません。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)