
昨2024/25シーズンのEFLチャンピオンシップで、日本代表MFの田中碧は同シーズンで優勝したリーズ・ユナイテッドにおいて中盤の中心としてチームを支え、プレミアリーグ昇格に大きく貢献した。試合のテンポを作る存在として機能し、パス技術や運動量を武器に高い評価を得ている。
UKメディア『Leeds United News』によると、リーズの一部関係者の間では田中のフィジカル面に懸念があるものの、今2025/26シーズンのプレミアリーグにおいても、田中はボールスキルの高さによって重要な場面で違いを生み出す可能性があると期待されている。
DFジェイデン・ボーグルと田中は、クラブにとって昨シーズンの最良の補強であった。そのため、プレミアリーグへ昇格後も両者の強みを最大限に活かす方法を見つけることがクラブの課題とされている。
同メディアは田中について、クラブがさらなる中盤の補強に動く中でも、4-2-3-1や4-3-3といった布陣に無理なく組み込むことが可能であり、ダニエル・ファルケ監督が今後のチームづくりの中心に据えるべき選手と評価している。
田中のリーズ加入時の移籍金は約340万ポンド(約6億7,488万円)と伝えられており、クラブにとって非常にコストパフォーマンスの高い補強となった。
クラブの元選手ジャーメイン・ベックフォード氏(2019年引退)も田中を「昨シーズンの最優秀選手」に選出しており、ファルケ監督の構想において今シーズンも中心的存在になることを予測している。