「家事なんて好きになれない」「やっても誰も褒めてくれない」。そんな思いを抱きながら、最低限のことだけをこなす毎日。掃除も洗濯も料理も“義務感”だけでやっている人もいるのではないでしょうか。ですが、やり方次第では家事嫌いが柔らぐこともあります!

そこでSirabee取材班は、家事嫌いから抜け出したきっかけを聞いてみました。

■SNSに投稿するようになって…

「もともと料理が苦手で。でも、なんとなくSNSに載せた料理の写真にたくさん“いいね”がつき、そこから定期的に凝った料理をSNSにアップ。毎回“いいね”とポジティブコメントがつくのがうれしくて、作るのが楽しくなり、今では毎晩映える夕飯を作っている。

旦那には『無理しなくていいんだよ』って言われているけど、いや、楽しくてやってるんです」(30代・女性)

■サブスクを活用

「家事中はサブスクをフル活用! 掃除のときはオーディオ本を耳で聴いて、料理のときはオンデマンドの映画やドラマ。洗濯を干すときは大好きなアーティストの曲。

テンション上げながら家事をしているから、結構あっという間にやらなきゃいけないことが終わるし、テンションが上がった勢いでその日やる予定じゃなかった家事もやったりしている」(20代・女性)

■お気に入りのキッチン用品

「お気に入りのエプロン、可愛いお鍋、おしゃれなお皿…と気分の上がるキッチン用品にしたら、キッチンに立つのが苦じゃなくなった。お気に入りのものに囲まれて家事するって気分いいよ。

もともと家事が嫌いだったけど、小物系は自分の好きな物、家電は時短家電と工夫したらストレス減った」(30代・女性)

家事嫌いを克服したきっかけは、根性でも忍耐でもありません。むしろ心のハードルを下げる発想が、苦から楽に変えてくれるんです。

家事は完璧を求めるものではなく、日々の自分や家族を整える小さな営み、と思うだけでもきっと心が軽くなるはず。無理しないことが生活を愛する第一歩なのかもしれません。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳