「何で私はこんなこともできないんだろう」「あの人は輝いてていいな」。そんなふうに自分を責めた経験は誰にでもあるはず。SNSでは他人の“うまくいっている瞬間”ばかりが流れてきて、会社では優秀な人がキラキラしていて、自分だけが取り残されているような感覚に陥ることもあるでしょう。しかし、自分を嫌って生きるのは自分が可哀想です。

そこでSirabee取材班は、自分を嫌いにならないコツを聞いてみました。

■大切にしてくれない人は切る

「デリカシーのない人、プライドを逆なでしてくる人、相手に敬意を払えない人…そんな人と一緒にいたら、メンタルが強くない人はどんどん病んで自分を嫌いになってしまうかも。

こっちに敬意を払ってくれない人、大切にする姿勢がない人との縁は切っていい。無理に付き合う必要はない」(30代・女性)

■過去ばかり考えず今に集中する

「今まで自分自身を嫌っている人に何人か会ったけど、だいたいみんな過去のイヤなことを反芻して嘆いていた。自分を嫌いになりたくないのなら、過去のことばかり考えず今に集中した方がいい。

イヤなことを忘れるって難しいけど、思い出す回数を減らすためにも暇な時間をあまり作らないほうが◎」(20代・女性)

■鏡を見るのが楽しくなる私に変身

「自分に自信がない、自分を嫌っている人ほど自分の身なりに無頓着だったりしない? なんかオシャレを諦めているというか…。自信を失わないためにも鏡を見るのが楽しくなるような自分に変身した方がいいよ。

髪を切る、メイクを変えるなど、短期的に変身できることもあるけど、ダイエットとか長期的に変身するのも大事。それを頑張ることで自尊心も上がっていくよ」(30代・女性)

自分を嫌いになる原因の多くは、自分への過度な期待や他人との比較、あるいは無駄な人間関係から生まれます。しかし、それらは工夫次第で変えられるんです。人間なんて完璧じゃなくていいし、そもそも完璧にはなれません。

「嫌いにならない自分」を少しずつ育てることこそ、本当の意味で自分を大切にするということなのかもしれませんね。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳