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時々発作的に食べたくなる中毒性のあるCoCo壱番屋のカレーをまた食べに行ってしまいました。

今回は知り合いに勧められた、ほうれん草、ハーフチーズ、それにハーフ豚しゃぶをトッピングして、さらに自分が好きなメンチカツも追加。辛さは3倍にして、ご飯は200グラムと少し少なめにしてみました。

これにテーブルに置かれているトピ辛スパイスという辛い粉を振りかけて食べるのが大好きです。

写真のような一皿が出てきましたが、お会計はこれで1500円です。ドリンクやサラダを入れれば、お会計は2000円を超えるかもしれません。

数年前の日本ではカレーに1000円以上出すと言うのはありえない話でしたが、今やラーメンやカレーといった大衆的なファーストフードでも2000円前後が珍しくありません。

「最近の日本の物価は高い」と思っている日本人がほとんどだと思いますが、この価格は海外の先進国に比べればまだまだ割安だと思います。

ニューヨークに住んでいる知り合いからラーメン、餃子、生ビールの写真が送られてきました。

おそらく日本で食べればどんなに高くても2500円位の「ラー餃ビーセット」ですが、ニューヨークでは税金にチップを入れるとこれで約70ドル。日本円で10,000円です。

東京の中心部のラーメン店の価格はニューヨークマンハッタンの4分の1と言う計算になります。

過去の価格と比較して東京の物価が高くなったと言っても、過去に戻ることができませんからあまり意味はありません。

それよりもグローバルに値段を比較してみると、日本の物価水準がいまだに先進国の中で極めて低いことがわかります。

もしCoCo壱番屋のカレーが将来2倍の3,000円になったとしても、世界の物価水準から見ればそれほど驚くことではないのです。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年7月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。