(画像はマシンガンズ滝沢Xより)

ごみ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が8日、公式Xを更新。愛知・名古屋市環境局による、酷暑期の収集作業についての告知を紹介し、その姿勢を称賛。ユーザーからも反響を呼んでいる。

【投稿】名古屋市の姿勢を称賛

■収集作業の「お知らせ」

滝沢は、名古屋市環境局が公表した「酷暑期における資源・ごみ収集作業についてのお知らせ」を紹介。

同局では、「夏季の酷暑の中では、収集作業員の熱中症予防や体力回復のため、こまめな水分補給などが必要になります。そのため、休憩時間の確保のために収集作業を早めに開始すること、また、休憩時間確保の結果として作業が通常より遅れてしまうことが想定され、ごみ収集時間が通常に比べて前後する可能性があります」と説明し、ごみはこれまで通りに、収集日当日の午前8時まで(中区は午前7時まで)に排出するよう呼びかけ。

■滝沢は「リスペクトすら感じる」

また、収集作業員について「ごみの収集作業員は、厳しい天候の中でも収集作業を行っております。熱中症予防や体力回復のため、収集作業の間に、コンビニ等において水分補給などの休憩をとることがあります。ご理解いただきますようお願いいたします」としている。

この告知に、滝沢は「名古屋市のこのスタンスはどこの自治体も見習うべき姿勢。現場での労働がどういうものか理解しており、リスペクトすら感じる」と称賛している。

■作業員から悲痛な声も

滝沢の投稿に、収集作業に従事する人からは「回収時間がいつも回収している時間よりちょっとでも遅いと電話をする方がいます。その度に回収後に袋を〇束回収しましたと連絡をしなければいけない。市民様のクレームが一番なのでやりづらい仕事でもあります」「収集の途中で目がチカチカしたり指先が震える事もありました。夏のごみ収集は毎日が命がけです」「マンションの管理人やら住民やらがちょっと来るのが遅いだけでクレームつける人がいるからまったく配慮がない」との訴えも。

また、「警官もコンビニで買い物するとうるさい輩がいる時代。こんな手紙を出さないと受け入れてもらえない日本っていったい」「こんな文言を提示しなくても理解できる世だったと思うのに、いつのまにかこんな当たり前のことさえお伺いを立てないとならなくなったのだろう。嘆かわしい」「こんな事言わなきゃいけないのって悲しい世の中だね」「こんな事を言わなくてはならないのか…と情けない気持ちもあるが、きちんと自治体が表明するという姿勢は全国で見倣って欲しい」といったコメントも見受けられた。