9日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、のぶ(今田美桜)をかばった嵩(北村匠海)の姿に反響が相次いでいる。
■のぶをかばう嵩
漫画の腕を買われて、東海林(津田健次郎)に引き抜かれた嵩。
『月間くじら』の広告費を回収するためにのぶと共に羽村質店を訪ねると、鰐口(藤尾勘太郎)は支払いを拒否する。
嵩は「払ってください。現にお宅の広告はこうして載ってるんですから、きっちり払ってください」とお願いするが、雑誌をめくった鰐口は「なんな、つまらん記事ばっかりや」「このくだらん漫画はなんな? ハハッ…紙の無駄遣いや。こんなもんに金払えるか。あ?」と酷評。
この言葉に腹を立てたのぶがバッグで鰐口の手を払いのけて反論すると鰐口は激怒し手を振りかざすが、そこに嵩が入り、のぶの代わりにビンタをくらった。
■体勢崩さず「やるじゃん、嵩!」「強い」
これまでのぶに“たっすいがー(弱々しい・頼りないなどの意)”と呼ばれ、視聴者にとっても頼りないイメージだった嵩。
しかしのぶを守り、「気が済むまでどうぞ。でも、広告費はしっかり払ってください」と毅然とした態度で対応する姿に「やるじゃん、嵩!!」「のぶの代わりにビンタ受ける嵩カッコ良すぎる」「嵩、ブラボー! わたし、嵩褒めたの初めてかも笑」と視聴者から称賛の声が。
また、嵩はビンタされてもよろめいておらず、「さすが軍隊帰り嵩、平手打ちされても微塵も体幹ブレなかったな」「軍隊あがりの嵩はあれくらいのビンタでは体勢すら崩れない。強い」との声も上がった。
■「ボコボコに殴られてたから…」
軍隊へ入隊して間もない頃、嵩は幾度となくビンタを受けてきたが、当初はふっ飛ばされたりよろめいたりしてばかりだった。
除隊後はビンタを受ける機会などなかっただろうが「まあ、軍隊のビンタでね、鍛えられたよな嵩は…」「嵩…軍隊でボコボコに殴られてたから強くなって……」「部隊で散々殴られてきた嵩。ビンタくらいじゃ…ね…笑」と培われた強さに視聴者は感嘆。
一方で「嵩もさすがに軍隊での経験がビンタで活きるとは思ってなかったろうに⋯」との声もあり、「複雑な気持ちだけど頼もしい」といった感情を抱く人もいた。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)