周囲はどう感じてる?「本音は言いにくい」がリアル
「そんなに臭ってたら、誰か教えてくれるでしょ」 そう思っている方も要注意です。
実際には──周囲の人は、あえて言いません。言えません。
職場で隣の席の人に、「最近ちょっとニオいますよ」なんて言えるでしょうか? 恋人や家族であっても、気を遣って遠回しにするのが精一杯。
しかも、“ニオイ問題”は第一印象を一発で壊す最強のマイナス要素。
たとえ見た目がおしゃれでも、仕事ができても、「なんか臭う人」という印象はあまりに強烈。 無言のうちに距離を取られたり、「一緒にいると疲れる」と思われたりしてしまうことも…。
ニオイは目に見えないからこそ、“無意識に人を遠ざけてしまう”のです。
それ、加齢臭かも?チェックすべき3つのポイント

では、自分が加齢臭を発しているかどうか、どう見極めればいいのでしょうか?
以下の3つに心当たりがある場合、“加齢臭サイン”が出ている可能性アリです。
① 枕や寝具に“独特のニオイ”がする とくに頭皮から分泌される皮脂が酸化しやすく、寝具に残るケースが多いです。
② シャワーだけの日が増えた 湯船に入らない生活が続くと、皮脂や老廃物が落ちにくくなり、ニオイが蓄積しやすくなります。
③ ストレスや睡眠不足が慢性化している 不規則な生活やストレスも皮脂の酸化を促進し、ノネナールの発生量を増やします。
今日からできる!加齢臭対策の3ステップ

まだ間に合います。 加齢臭は生活習慣とケア次第で抑えられるニオイです。
以下の3つのステップを意識するだけでも、清潔感は大きく変わります。
■ STEP1:正しい洗い方を意識する
毎日お風呂に入っているつもりでも、洗い残しやすすぎ不足は想像以上に多いもの。
特に、耳の裏・首筋・背中・脇などは“ニオイのホットスポット”。 専用のボディソープを使ったり、泡で優しく包み込むように洗うのがベストです。
■ STEP2:ニオイを生まない“生活習慣”をつくる
食生活の乱れ、ストレス、運動不足── これらはすべて、皮脂の酸化=ニオイの原因に直結します。
・揚げ物中心の食事を減らす ・寝る前のスマホを控えて深く眠る ・軽い運動で代謝を促す
地味ですが、確実に“加齢臭に強い体”をつくっていけます。
■ STEP3:「香り」でごまかさない
制汗スプレーや香水だけでニオイをごまかすのはNG。 逆に、ニオイと香料が混ざって“もっと不快”になるケースも。
まずはニオイの原因を減らすケアが最優先。 そのうえで、シンプルな無香料デオドラントなどを使えば、“清潔感ある人”の印象に変わっていきます。