良型が出たことで気を取り直し、同じエリアを丁寧に探る。すると間を置かずにもう1杯、今度は100gに満たないミニサイズがヒット。しかし、連発はここまで。その後は沈黙が続き、風もますます強くなってきた。

このあたりでオモリを6号から8号に変更。根掛かりリスクは増すものの、風に負けないようにするには仕方がない。気温の上昇も相まって、体力的にもしんどい展開に。昼前には集中力も途切れがちとなり、13時に納竿。公式の釣果によると、この日は一人3〜4匹と渋い様子。好調といわれる今シーズンでも、やはり自然相手の釣りには“ムラ”がある。だが、状況の変化を読みながら、1杯1杯を積み上げていく面白さもタコ釣りの醍醐味だと再認識した一日だった。
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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>