
ポルトガル1部スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正には、2025年夏の移籍、残留両方の可能性が。トルコ1部ベシクタシュ移籍を視野に入れていない一方、プレミアリーグ挑戦を望んでいるという。
守田は当初、スポルティングとの契約延長を拒否したことにより、今夏移籍が濃厚とみられていた。また、ポルトガル『Leonino』は6月下旬、MF田中碧擁するリーズ・ユナイテッドとベシクタシュからの関心が報道。しかし、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は「守田はトルコ移籍を望んでいない」「欧州5大リーグ、特にプレミアリーグでプレーすることを熱望」などと伝えている。
一転してスポルティング残留の可能性も報じられるなか、ポルトガル紙『レコルド』は7月9日に守田の去就についてこう綴っている。
「ベシクタシュの関心は、選手本人の意思によって断られた。ベシクタシュからの連絡が無いこの日本代表選手は、現時点で自身のキャリアについて2つの選択肢しか考えていない。プレミアリーグ所属クラブからのオファーがあれば、それを受け入れる。もしオファーが無ければ、スポルティングからの契約延長オファーを受け入れ、怪我の影響でパフォーマンスを落とした2024/25シーズンよりも、クラブに貢献できることを証明するつもりだ」
プレミアリーグ移籍、スポルティング残留と2択に絞られた格好だが、現時点でプレミアリーグ方面から正式オファーが届いたとの報道はない。しかし、今後リーズが同選手への関心を強めてオファーを提示するとなれば、選手サイドやスポルティングがこれを受け入れる可能性は高いとみられる。新天地で川崎フロンターレ時代以来となる田中との共闘というシナリオも考えられるが、いずれにせよリーズの出方が守田の去就を左右するかもしれない。