人間関係の悩みは「相性が合わない」と片付けられがちですが、じつは「一緒にいると疲れる人」であることも少なくありません。悪気はないのに、なぜかエネルギーを消耗してしまう…。

そこでSirabee取材班は、距離を置くようになった友人の言動について聞いてみました。

■疲れたら投げやりな態度

「定期的に遊んでいた友人が、若干内面が幼くて離れた。歩き疲れたり、眠くなったりしたら投げやりな態度になる。旅行のとき『○○って確かこの辺だよね?』って地図を見ながらお店の場所の確認のために話しかけたら、歩き疲れてたのか『え? 知らない、わかんない』って私に丸投げ…。

他にも、ちょこちょこ『疲れたー! 座りたい』ってうるさかった。さすがに一緒にいるとメンタル疲れるから距離置いた」(30代・女性)

■会話のスタートが愚痴

「たまにランチする子の会話のスタートが毎回愚痴。ストレスがたまるのはわかるけど、たまのランチなんだから『元気してた?』『最近何か楽しいことあった?』とかポジティブな雑談ないのかよって思った。

いつも『聞いて! 会社で嫌なことあってさー』ってネガティブな話題から。というか、基本的にこの子の話の6、7割ネガティブかも」(20代・女性)

■フォローしなきゃいけない

「もう10年くらい前だけど、友人を連れて知り合いの合コンみたいな飲み会に連れて行ったら、つまらなかったのか途中で勝手に帰っちゃった…。そのあとこっちは『ごめんね、あの子なんか急用で帰らなきゃで』ってフォローしなきゃで大変。

LINEで何で帰ったのか聞いたら、『んー、好みの男性いなかったし、見たいドラマの放送日だったの思い出して』って。呆れた」(30代・女性)

「一緒にいると疲れる人」は、必ずしも性格が性格が悪いわけでも、意図的に迷惑をかけているわけでもありません。しかし、相手への配慮の欠如や、自己中心的なコミュニケーションは結果として周囲の心に負担をかけるのです。

人と関わるということは、言葉や態度を通じて相手と空気を共有することでもあります。だからこそ大切なのは「自分を出す」ことよりも「相手とのバランスをとる」ことなのではないでしょうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳