
浦和レッズ在籍歴のあるオランダ人FWアレックス・シャルクは、オランダ2部ADOデン・ハーグを退団する模様。オランダ国内外から複数のオファーが届いたが、選手本人はデン・ハーグ側の対応に不満を抱いているという。
シャルクは2023シーズン限りで浦和を退団し、2024年1月からデン・ハーグでプレー。オランダ復帰1年目に2部リーグ17試合の出場で3ゴール2アシストを挙げると、2024/25シーズンも24試合の出場で10ゴール2アシストと結果を残していた。しかし、1部昇格プレーオフの第1戦でベンチスタートに。第2戦では再びスタメン出場したが、チームは2試合合計0-3で敗れた。
現地メディア『VI』は7月8日に「契約期間延長のオプション行使決定を数週間も待っていたシャルクは、怒りを覚えた」「彼は他クラブからの関心にもかかわらず、残留を望んでいた。長い間、オファーを遠ざけていたが、今週になって彼は退団を決意した」とリポート。
これによると、インドネシア1部バリ・ユナイテッドからコンタクトがあったほか、スペイン3部昇格クラブのレアル・ムルシアからもオファーが届いているとのこと。ただ一方で、選手サイドは7月はじめにオランダ2部デ・フラーフスハップの幹部や監督と会談。記事では「両者の高諸王は良好だ。デ・フラーフスハップは早期獲得を望み、オファーを提示した。シャルクもデ・フラーフスハップ移籍に前向きだ」などと綴られている。
デ・フラーフスハップは2024/25シーズンのオランダ2部リーグ戦を6位で終了。FC今治所属時に悪性リンパ腫を患っていたFWラルフ・セウントイェンスが絶対的ストライカーとして活躍も、6月に契約満了により退団。セウントイェンスにかわるアタッカーとして、シャルクの獲得に動いているとみられる。