誰もが後悔しない人生を送りたいと思っているはずです。では、そうするためにはどうしたら良いのか?私が心がけているいくつかのことをご紹介したいと思います。
まず、1つ目はやるかやらないか迷ったら、何でも取り敢えずやってみることです。なぜなら、やって後悔するよりも、やらなくて後悔することの方が後を引くからです。
そしてやるという選択肢に決めたら全力を尽くしてみる。そうすれば例えうまくいかなかったとしても、思い切りチャレンジした自分に満足して後悔はあまり無いはずです。
これは、35歳の時にマネックス証券の創業のタイミングに出会い、選択肢に悩んだ時の経験に基づいています。
当時のマネックス証券(まだ株式会社マネックス)は社員4人で売上ゼロのベンチャーでした。外資系運用会社でファンドマネージャーの仕事をしていてそれなりの年収があったポジションを捨てて、そんな未知の新しい環境に飛び込むのには勇気が必要でした。
その時に最終的にやってみようという結論に至ったのは、将来やらないで後悔したく無かったという気持ちがあったからです。
2つ目は自分に正直に生きることです。
やりたく無いことをやったり、好きでも無い人と我慢して一緒にいたり、自分を偽って生きることは未来の後悔に繋がります。気配りをするいい人ほど自分を殺して無理をしてしまう傾向があります。これはとても勿体ないことです。
人からどう思われても、嫌なことは無理をしないで断る。わがままに我を通したとしても自分が思っているほど周りの人は気にしないものです。
そして、3つ目はやりたいことがあったらいつかやってみようと思うのではなく、少し無理をしてもすぐやってみることです。
なぜなら自分の都合の良い時にやりたいことをやろうと思っても、できる環境にあるとは限らないからです。
例えば、いつか世界一周旅行したいと思っていても、夢のままでずっと時間が経ってしまい、時間とお金に余裕ができて自分がやれる環境になった時には体力的に難しくなっているかもしれません。思った時にすぐ行動することがとても大切なのです。