山田新 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックが、J1の川崎フロンターレに所属する日本代表FW山田新の獲得に向けて動きを強めているようだ。

 UKメディア『SunSport』によると、山田の移籍金は約150万ポンド(約3億円)と伝えられており、交渉が最終段階に入っている模様だ。

 山田は昨2024シーズンのJ1で日本人最多得点を記録した活躍により、セルティックのスカウト陣から注目を集めた。さらに今2025シーズンのパフォーマンスは控えめながら、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会の日本代表に選出されている。

 同メディアによると山田はセルティックのトップチームに直接加わる構想とされており、J1のアルビレックス新潟からセルティックに移籍したDF稲村隼翔よりも即戦力としての期待が大きいようだ。

 セルティックはここ数年で日本との関係を深めており、日本代表FW前田大然、MF旗手怜央、FW古橋亨梧(バーミンガム・シティ)、稲村らを獲得しており、もし山田の加入が決まれば、この流れがさらに強化されることになる。

 山田は、フィジカルを生かした空中戦での強さやペナルティエリア内での動きに定評があり、セルティックの攻撃陣に新たなオプションを加えると見られている。

 また、山田の移籍金が約150万ポンドという比較的安価なことも投資として妥当と判断されている。現時点で山田の移籍が確定している訳ではないが、新たなセルティックの日本人選手となるのか、今後の動向に注目が集まっている。