
名古屋グランパスからアルゼンチン1部AAアルヘンティノス・ジュニオルスへ期限付き移籍中の元U18日本代表FW貴田遼河が、頭角を現している模様。移籍先でトップチーム昇格の可能性があるという。
現在19歳の貴田は、2023年5月に名古屋とプロ契約を結ぶと、2023シーズンはリーグ戦12試合の出場、YBCルヴァンカップ5試合の出場で2ゴールをマーク。2024年に買い取りオプション付きの期限付き移籍でアルヘンティノス・ジュニオルスへ加入している。そのアルヘンティノス・ジュニオルスでは、リザーブチームに合流。海外挑戦1年目は2試合の出場にとどまったが、2025シーズンはここまで15試合中14試合のスタメン出場で3ゴールと結果を残している。
貴田の今後については、アルヘンティノス・ジュニオルスが2025年6月、同選手がトップチームのトレーニング参加メンバーに含まれていることを明かしており、海外メディア『Bola Vip』はトップチーム昇格の可能性を伝えている。
そのアルヘンティノス・ジュニオルスは7月7日に公式Xアカウントを更新。サポーター向けのイベントに出席するトップチームの選手の様子を捉えているが、その中に貴田の姿もあるだけに、トップチーム昇格に近づいている模様。期限付き移籍は2025年12月までであるが、シーズン後半戦の成績次第では完全移籍へ移行する可能性も考えられる。
アルヘンティノス・ジュニオルスはディエゴ・マラドーナ氏の古巣であり、過去に高原直泰、加藤友介が在籍。2025シーズンの前半戦はグループAを首位で終えている。