
日本代表のMF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが、今2025/26シーズンにプレミアリーグ復帰を控え、残留を見据えた戦力補強を急いでいる。活発化する移籍市場の中でリーズは今後も多くの移籍交渉が続く見通しで、クラブ内では選手層とクオリティを高めるため複数ポジションでの補強が必要だという認識が共有されているようだ。
特にGKの補強は急務とされており、UKメディア『Football Insider』は、元リーズのGKポール・ロビンソン氏(2017年引退)が「GKアーロン・ラムズデール(サウサンプトン)がリーズに移籍するのを見たい」と語ったことを7月7日に伝えた。
元アーセナル(2021-2024)のラムズデールは、27歳ながら経験豊富な守護神であり、アーセナルというトップレベルのクラブでもで実績を残している。同氏はラムズデールのシュートストップ能力や後方からのビルドアップ、ディフェンス裏での安定感を高く評価しており、存在感のある選手として注目している。
リーズは選手層の底上げを進めており、FWルーカス・ヌメチャをフリー移籍で獲得。守備陣ではDFジャカ・ビヨルとDFセバスティアン・ボルナウを迎え入れ、最終ラインの補強を完了している。
GKの補強に関しては、リーグ・アンのリヨンに所属するGKルーカス・ペリの名前も挙がっており、ラムズデールの移籍がロビンソン氏の望むように実現するかは定かではない。
リーズのGKにとって最適解となる補強はどの選手なのか?移籍市場が閉幕するまで注目を集めそうだ。