マスク氏は、「自由を取り戻す」というスローガンを掲げ、来年の中間選挙で上下両院に議席を獲得する意向を示しています。SNS上で実施されたアンケートでは、約124万件の回答のうち65%が新党結成に賛成と答えていますが、回答者のうちどれぐらいは米国籍なのかは不透明です。

二大政党制が確立している米国では、第三政党に対する高い参入障壁が存在します。同時に、第三政党の存在が米国の政治に少なからず影響を及ぼしてきたという歴史もあります。

マスク氏の挑戦が既存の政治秩序に変革をもたらすのか、それとも一時的な話題にとどまるのか、注目が集まっています。

トランプ大統領との蜜月は短かったイーロン・マスク氏 ホワイトハウスHPより