
パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)は、昨季のリーグ・アンとチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。現在アメリカで開催されているクラブ・ワールドカップ(CWWC)でもベスト4まで勝ち進んでおり、現地時間9日に行われる準決勝ではレアル・マドリード(スペイン1部)と対戦する。
ブラジル版の『ESPN』によれば、PSGはマドリードでプレーするブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスの獲得に持っているという。スペイン方面からの情報によれば、同選手に関するオファーを受け取っていないものの、マドリードは市場価格に見合った適正なオファーが舞い込めば、引き止めることはないとみられている。
そのなかで、6月に就任したシャビ・アロンソ監督体制で出場機会が減少しているロドリゴに関してPSGがファーストコンタクトを図ったという。ルイス・エンリケ監督は多方面で活躍できる貴重な存在になると考えているようだ。
ただ、ブラジル代表FWには昨夏にも関心を示していたとされているマンチェスター・シティ(イングランド1部)やアーセナル(同1部)も目を光らせているとのこと。また、マドリードは2029年夏まで契約を結んでいる同選手に1億ユーロ前後を求めているようだ。
カルロ・アンチェロッティ前監督体制では公式戦51試合で14ゴール10アシストの数字を残していたロドリゴ。シャビ監督は「ロドリゴはきっと最高の状態に戻れると思う。彼と話したが、とてもポジティブ」と語っていたなかで、今夏の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。